『戦争トラウマを語り合う 戦争の終わらない痛苦と謝罪、赦し、和解を巡って』を刊行しました。 

平和構築、癒し、交流のために重ねた対話の記録。

PTSDの日本兵家族会代表の著者と、そのメンバー、研究者、臨床心理士、ジャーナリスト、『福田村事件』作者らが多面的な語り合いで心の回復と、家族関係・国家関係の回復の可能性をあぶり出す対談集。

戦争の取り返しのつかない暴力性、元兵士のPTSD被害を隠した日本の戦後、そのケアを国家に押し付けられた家族。日本の戦争加害を語った元兵士と語りたくても語れなかった元兵士、沖縄戦、中国台湾、排他的な男社会が誘発する暴力……。

世界が日に日に悪くなるなかで、この対談集は、ひとたび戦争が起きたらどれだけ長く社会や家庭のなかに被害の影響が続くかを、語り合ったもの。そして、その被害と加害に向き合い、語り合うことが戦争を止めることにつながるという「語り合いと癒しの平和運動」を提唱する。

著者と対談者のPTSD日本兵家族会メンバーが被写体のドキュメンタリー映画、

『父と家族とわたしのこと』が2026年3月から全国順次公開される。